「親ガチャ」を跳ね返すということ。

アキラです＾＾

あなたは、

「親ガチャ」

という言葉を
ご存知ですか？

ネットやSNSなどで
最近は「親ガチャ」という言葉を
よく目にします。

親ガチャとは、
どうやらインターネットスラング（俗語）の
ようで、

「良い親の元に生まれることができたかどうか」

で、人生が決まるとか、
そういうことを指しているみたいですね。

「子供や親を選べない」わけで、
どんな親の元に生まれるかは運次第。

その「運次第」という部分を、
ゲームなどでキャラクターを抽選する
「ガチャ」に例えて、

「親ガチャ」

という言葉が
できたみたいです。

今日は、その「親ガチャ」について、
僕の見解を書いていきたいなと
思います。

興味があれば
読んでみてください＾＾

「親ガチャ」を跳ね返すということ。

この「親ガチャ」というものが
「ある」か「ない」かで言えば、
僕は「ある」と思っています。

周りを見ていても、
お金持ちで円満な家庭に育った子供は
やっぱり大人になってから
成功しているケースが多いです。

逆に、貧しくて愛のない家庭で育つと、
大人になっても
その「呪縛」みたいなものから逃れられず、
同じように、貧しくて愛のない家庭を
築いてしまったりします。

なので、
厳しいようですが、
「親ガチャ」というのは
たしかに「ある」のが
この世の中の現実だと思うのです。

ただ、「親ガチャ」は
たしかに「ある」には「ある」のですが、
たとえその「ガチャ」に「外れた」しても、

「いくらでも挽回できるし
いくらでも跳ね返すことができる」

と僕は考えています。

親ガチャは跳ね返せる。

ここで、
僕個人の昔話をさせていただくことを
お許しくださいm(_ _)m

「親ガチャ」という意味で言えば、
僕はまさしく「親ガチャ」で「ハズレ」を
引いた身だと思っています。

ハズレどころか大ハズレかもしれないです＾＾；

ただ、それでも両親がいないと
この僕は生まれてこなかったので
どんな境遇に生まれようと
産んでくれたことに対しては
今も両親に感謝はあります。

それとこれとは
別の話としては、
今回のテーマは「親ガチャ」なので
その一面のみにフォーカスして
話を進めていきますね。

あまり苦労話をしても
どうしようもないのですが、
事実は事実なので
少しその話をしたいと思います。

まず、僕の両親は
どちらもそれぞれ借金を抱えていました。

父も母も
どちらも借金地獄だったんです。

借金とはいっても、
事業のために借り入れたとか、
僕の進路のために教育ローンを
借りたりだとか、

そういうキレイな借金では
決してございませんw

父も母も、
それぞれが好き勝手に
収入以上のお金を散財して、

ただただ浪費のために
借金が膨れ上がっていきましたw

普通、借金がある家庭って、
父か母のどちらかに
借金がある場合がほとんどだと思いますが、

僕の家庭は、
父も母も、おのおのが
好き勝手に借金を
積み上げていましたw

昔って、
借金の取り立てに関する
法律もあまり整備されていなくて、

借金取りって、
とにかくなんでもやり放題の時代です。

そんな時代に、

今日は父の借金取り、
次の日は母の借金取り、
又あくる日は父の借金取り、

という感じで、
ほぼ毎日、取り立て屋さんが
家にやってきては、
家の中を荒らして帰っていきました。

僕は子供だったんで、
直接の危害は加えられませんでしたが、
それを見ているのは
とても辛かった＾＾；

あとは、借金の他にも
「ゴミ問題」も何気にひどかったです。

両親のどちらも
片付けも掃除もできなくて、
家の中には、

腐った生ゴミ
腐ったカーペット

などが、
所狭しと積まれており
ただでさえ狭い部屋を
そのほとんどが

「ゴミ」

が占領しておりましたw

僕が住んでいたのは
「住宅」というより
「ゴミ屋敷」だったのですw

しかも、そこにきて、
母親の「口グセ」もひどかった＾＾；

・疲れた
・お金がない

といった言葉が
息を吐くたびに飛び出し、
家の中はネガティブなムードが
常に充満していました。

脳科学とか、
成功哲学を勉強した、
今の僕なら分かるのですが、

「口グセ」

が人生を決めます。

普段の口グセによって、
その人の脳の回路ができていくからです。

なので、いつも

・疲れた
・お金がない

と言っていると、
本当に毎日クタクタになり、
お金のない現実が作られていきます。

「疲れた」と口に出せば、
「疲れている理由」を脳は探そうとします。

「お金がない」と口に出せば
「お金がない理由」を脳は探そうとします。

それが脳の仕組みです。

ことあるごとに、
「疲れた」「お金がない」
と言うから、
疲れた現実、
お金がない現実が作られ、

だからまた

「疲れた」「お金がない」

という言葉が飛び出し、
その現実がより強固になっていく・・・。

そういう悪循環に
母はハマっていました＾＾；

とはいえ、当時、子供だった僕は
そういう成功哲学の話とか
脳の仕組みの話も
まったく分からなかったので、
ただただ、
そのネガティブな口癖を
聞くしかありませんでした。

そんな家庭で育ったので、
社会に出て一人暮らしを始めて、

「ようやく親元から離れられた」

わけなんですけど、
親元を離れたからといって、
それまでの「呪縛」というのは
なかなか解けないんですね。

生まれてから１８歳に至るまで、
借金取りが来るゴミ屋敷に生活し、
ネガティブな口グセを
何万回と聞いて育った僕は、

「それが当たり前」

という、
とんでもなく最悪な価値観が
見事に刻み込まれていましたw

なので、
社会に出て、
努力しても努力しても

「貧乏なまま」

だったんですね。

なんていっても、

貧乏　＝　普通

というマインドになっていたので、
何かちょっとお金を稼ぐチャンスなどを
目にしても、

「自分がお金を持てるわけないでしょ」

と、
現状を変えることを
無意識のうちに拒む自分がいました。

なので、社会に出て数年は、
ずっと底辺みたいな生活を送っていましたね。

親ガチャを跳ね返すのは努力。

ただ、それでもやっぱり、
僕も人間なので

「お金を稼いで豊かに暮らしたい」

という、
人並みの欲はありました。

ただし、その欲を満たそうと思っても
「親ガチャ」によって培われた
「貧乏マインド」が足を引っ張り、
なかなか現実を変えられなかったんですね。

しかし、僕はそれでも
諦めませんでした。

なぜなら、
あるドキュメンタリー番組を観たときに、
僕以上に貧しい環境から
這い上がって、
成功した海外の経営者を目にしたからです。

その経営者は、
アフリカ大陸のある国で生まれました。

すごく貧しい国です。

その経営者が子供の頃は、
その日の食事すらも満足に取れず、
１０人いた兄弟の、
７人は餓死してしまったとのことでした。

飲み水だって
安定していなくて、
病気になれば
医者も薬もないので
ほとんどの確率で亡くなります。

それを見たとき、

「僕なんてまだまだ甘ちゃんだな＾＾；」

と反省しました。

いくら「親ガチャ」に失敗して、
とんでもない境遇に生まれたからといって、
ここは「日本」なので、
食べるものや飲むものくらいは
ありました。

その時点で、
すごく僕って恵まれているなあと
思ったんですね。

かたや、
僕がドキュメンタリー番組で
目にしたその経営者は、

・食事
・飲み水
・医療

こういったものすら
満足に得られない環境で
育ったにも関わらず、
そこから這い上がって、
ついにはグローバル企業を作り上げたんですね。

それを知って僕は、

「この程度の親ガチャを
跳ね返せないでどうするんだオレ」

という気持ちになりました。

そこからですね。

僕の中に、
本当の意味での「覚悟」みたいなのが
芽生えたのは。

そこからは、早かったと思います。

もちろん、すべて順調だったわけじゃ
ないですけど、
でも覚悟が芽生えてからは
一心不乱にひたすら努力しました。

それによって、
親ガチャを跳ね返すことができて、
今の自分があると思っています。

なので、僕が何を言いたいかというと、

『たとえ親ガチャに失敗しても
気にする必要はない。
自らの行動次第で、そんなのは
いくらでも跳ね返していける』

ということを
言いたいのです＾＾

すでに起きてしまった、
親ガチャの失敗という事実は
変えられないです。

しかし、その境遇から
どう自分を変えていくかは、
自分の努力次第で
どうにでもなります。

偉そうに聞こえたのであれば
申しわけないです。

でも、恵まれた家庭に生まれた人から

「親ガチャなんてカンケーねーよ」

なんて言われても、
説得力は１ミリもありませんが、

僕みたいな境遇に生まれた人から、

「親ガチャは跳ね返せる」

と言われたら、
できそうな気がしませんか？

もしあなたが
この記事を通じて、

「自分もやってやるんだ」

と、そういう気持ちになっていただけたなら、
頑張ってこの記事を書いた甲斐が
あります＾＾

あなたの
ますますの発展を心から
応援していますね。

ではでは＾＾

【追伸】

今の境遇から抜け出すために
どう努力すればいいんだろう。

そこに悩む人も多いと思います。

そういう人のためにも
僕のメルマガなどを通じて、
必要な知恵や教材などは提案してきたつもりで
います。

一人で悩んでいたって何も始まりません。

何か行動に移して、全力でがんばってみる。

何か行動すれば、何かが変わります。

そのきっかけを
僕が提供できたなら
僕としてもすごくハッピーです。

一緒にがんばっていきましょう＾＾