こんにちは、
無在庫転売で飯を食うアキラです＾＾
最近、読者さんから
こんなお問い合わせをいただきました。
『現在、無在庫転売と有在庫転売を両立させて取り組んでいます。しかしビジネスには選択と集中が大切とも聞きます。そうなりますと無在庫転売なら無在庫転売、有在庫転売なら有在庫転売という形で、どちらか一方に注力すべきでしょうか？両立させるのは中途半端でダメでしょうか？』
なかなかセンスあるご質問です。
今日はこれに答えていきます。
無在庫転売と有在庫転売、どちらか片方に集中するべきか？
これはですね、
僕も昔、悩んだことがありました。
しかし今は答えが出てます＾＾
その答えは
「両立OK」
です。
なぜなら・・・
両立させてこそ
「相乗効果」が生まれるということも
あるからなんですね。
これから話すことは、
下の記事で書いてることとも重なる内容なのですが、
無在庫には無在庫の良さ、
有在庫には有在庫の良さというのがあります＾＾
たとえば無在庫なら「在庫リスクがない」というのが良さですし、
有在庫なら「売れやすい」という良さがあります。
有在庫が「売れやすい」とは、
どういうことかというと、
有在庫転売の場合は「納期」がはっきりしています。
有在庫転売は、手元に在庫があるので、
注文が入ったら、すぐに発送できますよね。
ということは、
お客さんとしても、
「購入してから２〜３日もあれば着くだろう」
という予測が立てられます。
一方、無在庫転売の場合は、
「売れてから仕入れ」をするので、
すぐには発送できません。
つまり、お客さんに商品を届けるまでに
時間がかかります。
お届けまでに時間がかかるので、
当然、その旨を、
商品ページに書いておかないとなりません。
「この商品はお届けまでに○週間ほどいただきます」
と。
それで、こう書いたら、
やっぱり「すぐ欲しい」というお客さんは
どうしても逃げてしまいがちです。
それを考えると、
同じ商品を売るにしても、
有在庫の方が売れやすい（無在庫の方が売れにくい）
と言うことができます＾＾
そして、その売れやすさ、
つまりは商品の回転の良さが
有在庫のメリットです。
その観点で話しますけど、
「無在庫転売」と「有在庫転売」を両立させれば、
お互いの良さがいい具合に引き立つというか、
相乗効果が生まれるんですね＾＾
どういうことかというと、
「無在庫転売」の方は
「テストマーケティング」的な感じで
出品していくようにするんです。
無在庫だし、別に売れなくてもいい…みたいな。
だって、在庫持ってないですから
売れなくても損はしませんからね。
で、「売れなくてもいいよ」的な感じで出品して、
普通に売れたとします。
そうすると、その商品は、
「在庫を持ったとしても、まず間違いなく売れるだろう」
という判断ができますよね＾＾
なぜかというと、
「納期に時間がかかる」のに、
それでも買ってくれたくらいだからです。
つまり、「待ってでも欲しい」と思う人がいる商品ということです。
そのくらい人気のある商品ならば、
在庫を持っても「売れ残り」は考えにくいし、
在庫を持つことによって、「納期」が「短縮」され
さらに売れやすい状態を作ることができます＾＾
これが相乗効果ということです。
無在庫転売でリスクなく出品しまくって、
当たった商品を在庫を持ってガンガン販売していく
という戦略ができるわけですね。
この戦略、シンプルですけど、
かなり効果があります＾＾
無在庫だけやってても
売れにくいって欠点が出てきますし、
有在庫だけやってても
不良在庫が出るって欠点が出てきますけど、
どちらもやることで、
見事にその欠点をカバーし合えますから。
なので資金に余裕がある人は、
無在庫だけじゃなくて、
有在庫もやるべきだと僕は思いますね。
資金がどうしてもないって人だけが
無在庫オンリーで頑張るべきで、
資金に余裕があるなら有在庫にも手を伸ばさないと、
単純に損してるとすら思います＾＾
最後に補足：無在庫転売と有在庫転売は両立OK
この記事の冒頭の話に戻りますけど、
この記事を書くきっかけになったのは、
読者の人からこんな質問があったからでしたね。
『現在、無在庫転売と有在庫転売を両立させて取り組んでいます。しかしビジネスには選択と集中が大切とも聞きます。そうなりますと無在庫転売なら無在庫転売、有在庫転売なら有在庫転売という形で、どちらか一方に注力すべきでしょうか？両立させるのは中途半端でダメでしょうか？』
で、この答え自体は「両立OK」なんですけど、
この読者さんがおっしゃられている、
「ビジネスは選択と集中が大切」
という部分にちょっとメスを入れさせてください。
たしかに、これは事実で、
ビジネスは「選択」と「集中」が「重要」です＾＾
やることを絞って、
そこに時間と労力と資金を一点投下するから
ブチ抜けるってものです。
だから選択と集中はメチャ大事です。
でもそれを言うと、
「それならやっぱり、無在庫転売か有在庫転売、
両立しないでどっちかに絞った方がいいんじゃないの？」
と思う人もいるかもしれません。
でも、これに関しては、
全然そんなことないんですね。
そもそも、無在庫転売と有在庫転売の
どちらかに絞ることというのは、
選択と集中とはまた少し異なります。
というのは、何度も言ってますけど、
無在庫転売と有在庫転売は
お互いで相乗効果を生むことができるからです。
つまり、どちらもやるからこそ
メリットが最大化するということです。
なので、それをあえてどっちに絞ってしまうと、
選択と集中をしているように見えて、
ただの「機会損失」になってしまうんですね＾＾；
「選択と集中」を考える上で大事なのは、
あくまで「相乗効果を生まないもの」に関しては
切り捨てをしていくという考え方です。
たとえば、「無在庫転売」と「株式投資」を
両立させている人がいるとすれば、
それこそ「選択と集中」で、無在庫転売やるか、
株式投資やるかどっちかにしましょう、
という話です。
無在庫転売と株式投資って
どう考えても相乗効果生まないですからね＾＾；
なので、そういう場合において、
「選択と集中」の原則のもと、
どちらかのビジネスに絞るべきです。
しかし、
「無在庫転売」と「有在庫転売」は
お互いが「相乗効果」を生むので、
どちらかに絞る必要はないんですね。
ここだけ履き違えないように＾＾
「選択と集中」を意識すべきは、
相乗効果を生まない複数のモノゴトに
取り組んでいるときのことです。
無在庫転売と有在庫転売は、
それに当てはまらないので、
どちらかに絞る必要なんてないんです。
というわけで、
無在庫転売と有在庫転売は両立させてOKで、
むしろ「両立させてこそ生まれるメリット」も
あるという話でした＾＾
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